枚方市高田のONE'S鍼灸院|頭痛の分類と危険な頭痛
こんにちは!
星田駅から車で4分。
枚方市高田の鍼灸&ジムONE'Sの三木です。
今回は頭痛についてです。
頭痛は身近な症状である為「とりあえず痛み止め」と考えられる方も多いと思います。
ですが、それだけでは危険な時もあります。
「頭痛」というものにはどのような分類があり、どのような症状の頭痛が危険なのかをご紹介したいと思います。
【頭痛の分類】
1.緊張型頭痛
緊張型頭痛と言っても緊張して起こる頭痛ではありません。
筋緊張型頭痛や筋収縮型頭痛とも言われます。
要するに首や肩の慢性的なこりにより血管が収縮する(=血流が悪くなる)ことによって生じる頭痛です。
頭痛の中でも最も多い症状であり、両側の後頭部や首から痛みが生じ、頭全体に痛みが広がることもあります。
締め付けられるような痛さや鈍い痛さが特徴です。
不安やストレスも関係が深い症状です。
不安やストレスを取り除くこと。
肩や首のこりを軽減し、頭部への血流を促進することで頭痛の軽減が期待できます。
2.片頭痛
片頭痛とはズキンズキンと脈打つ様に痛む頭痛のことです。
痛みが出る前に「目がチカチカする」という様な閃輝暗点(せんきあんてん)という前触れがあることも多いです。
片頭痛が出ている際は吐き気や実際に嘔吐してしまうこともあります。
この頭痛は脳血管の収縮後、拡張することが原因で生じる為、脈打つ様な痛みが出ます。
その為、片頭痛の場合はマッサージや鍼灸施術・温めるという行為はNGです。
血流を良くしてしまうと症状が悪化する危険が高まります。
チョコレートやチーズ・赤ワインといった食べ物やストレスが片頭痛を誘発するとも言われています。
光や音に過敏になってしまうという特徴もあります。
片頭痛が頻発する場合は病院で検査してみることも重要です。
3.群発頭痛(ぐんぱつずつう)
片側の目の奥をキリで突かれた様な激痛が生じる頭痛です。
あまりの痛みに涙や鼻血が出ることもあるようです。
数日から数週間、集中的に痛みが出てしまい、1~数年に1度ほぼ同じ時期に同じ周期で痛みに襲われます。
ストレスや飲酒が原因の1つとも言われますが、はっきりとした原因は不明です。
女性に比べ、男性の発症率が高い症状です。
【危険な頭痛】
・今まで経験したことのないほどの頭痛。
・突然の激痛。
・ろれつが回らなくなる。
・手足の痺れや震えを伴う。
この様な症状が頭痛と同時に生じた際は即病院に行ってください。
ただの頭痛ではなく、脳血管障害の疑いがあり危険な状態です。
頭痛はよくあることだから我慢しようではなく、いつもと違うと感じた時にはしっかりと診察を受けることが大切です!!
【緊張型頭痛に効果的なツボ】
1.肩井(けんせい)
下を向いた時に最も出っ張る首の骨と肩の先の線上。
首の骨と肩の先のちょうど中間。
肩がこったと感じた時につい手が伸びる場所です。
ここは肩こりのツボとも言われています。
もみほぐすだけでなく、お灸などで温めてあげると血流改善の効果も高まりますよ♪
2.天柱(てんちゅう)
首の付け根で後頭部の骨を下りたところ。
僧帽筋という後頭部の下で触れられる筋の外側です。
強く押しても指が入りにくいので、ここに親指を当てて頭を前後に動かしてみて下さい。
強く押さなくても頭を動かすことでほぐれやすくなります♪
3.合谷(ごうこく)
人差し指の骨に沿っていき、だいたい親指の付け根のあたり。
押すと痛気持ち良いと感じるところです。
万能のツボとして有名な合谷。
ここも軽く押さえたりお灸をすると血流改善効果が期待できます。
4.列欠(れっけつ)
親指を上に向け手首のにある出っ張った骨を斜め手前(肘寄りで手の甲側)に下りた辺り。
「頭項は列欠に尋ねる」と言われる様に「頭と首の後ろ」の治療点となるツボ。
お灸などがオススメです。
【片頭痛にオススメのツボ】
片頭痛は拍動性(脈を打つ感じのある)の痛みがあることからも、頭部の血流を促進する施術はあまりオススメしません。
それよりも手や足のツボを使い、身体全体の流れを良くします。
1.曲池(きょくち)
肘の外側で肘を曲げた時に出来るシワの端。
肩や首のこりにも効果が期待できます。
2.足臨泣(あしりんきゅう)
足の薬指と小指の骨の延長線上で骨が交わるところ。
足にあるツボですが、肩の可動域を出すときにも使う様なツボです。
痛みのある側の足臨泣を押さえたり、お灸を使ってみたりして下さい。
3.崑崙(こんろん)
外側のくるぶしの後ろでアキレス腱との間。
ポコッと凹んだ所です。
ここもお灸で温めてあげましょう。
足にあるにも関わらず「頭痛」に効果の期待できるツボです。
さて、頭痛の分類や効果が期待できるツボをご紹介しました。
肩や首のコリだけでなく、様々な要因で起こる頭痛。
よくあることと放置するだけでは危険な時もあるので、「おかしいな」と感じた際は病院に行く勇気も大切ですよ!
次回は「こむら返り」についてです。
筋肉だけでなく、水分や冷えなど様々な要因で発症するこむら返り。
頻発する時は実は要注意かもしれません!
そんな内容をまとめてみますね♪
お楽しみに!
鍼灸&ジムONE’S
住所:大阪府枚方市高田2-26-10 ザ・プランツ7号
電話番号:070-8499-3278
NEW
-
2023.03.21
-
2023.03.18季節の変わり目の食欲...こんにちは!星田駅から車で4分。枚方市高田の鍼灸...
-
2023.03.16花粉症に効くツボ6選|...こんにちは!星田駅から車で4分。枚方市高田の鍼灸...
-
2023.03.14ダイエット効率アップ...こんにちは!星田駅から車で4分。枚方市高田の鍼灸...
-
2023.03.09肩こり改善は肩甲骨か...こんにちは!星田駅から車で4分。枚方市高田の鍼灸...
-
2023.03.03足首を柔らかくするた...こんにちは!星田駅から車で4分。枚方市高田の鍼灸...
-
2023.03.02反り腰を改善したいな...こんにちは!星田駅から車で4分。枚方市高田の鍼灸...
-
2023.03.01腰痛の原因は足にある...こんにちは!星田駅から車で4分。枚方市高田の鍼灸...